8月16日（函館市→青森県青森市）

　朝起きて、朝食を食べに行った。このライダーハウス朝食代込みで1000円くらいだった。本当にライダーハウスってボランティアのようなものではないだろうか・・・人と旅が好きだからこそ続けられるのだろう。

　ご飯を食べている途中やって来た女の子を見てびっくりした。実は、宗谷岬を出発する前に礼文島という日本最北端の島に行き二泊してたのだが、そのとき礼文島のユースホステルで会った女の子に会ったのだ!!!
　礼文島ではほとんど話さなかった女の子だが、本当にびっくりして運命？？と思った。しかし運命を感じたのは僕だけだったようで、連絡先を交換することもなくも先に宿を出たその女の子を見送った・・・（血涙）

　意気消沈してる場合ではない、今日はいよいよ本州に渡る！その前に北海道のお土産を探しそうと思い函館の朝市によった。メロンや蟹など値のはるものを買えるはずもなく、適当なお菓子類を買って送った。

　そのあとでご飯を食べれる所を探した。なにげに声をかけられたお店に入ってイカソーメンを注文したら、ホタテ貝の刺身をサービスしてくれた上負けてくれた（＞＜）感謝！！

　そのあと本州に渡のだがまだルートを決めてなかった。一案が函館〜青森のフェリー。もう一つが海峡線の木古内までチャリで走り、木古内駅で自転車を解体して専用の袋につめて列車に乗り青函トンネルをくぐって本州入りし、本州最初の停車駅で下車するというもの。

上磯駅

　上磯駅には二時前についたので14:29の快速「海峡8号」に間に合った。急いで自転車を解体して駅のホームへ行った。橋上駅舎のため荷物と自転車併せて40キロほどになる荷物は少しでもつらい・・・。ほどなく海峡はやってきた。機関車は前面にドラえもんがかかれ客車にはドラえもんのシールがペタペタ貼ってある、集客をドラえもんに頼るのもどうかと思う・・・。列車は立ち客も出るほどの満席で輪行袋に入れたといえ自転車はちょっと顰蹙ものだった。輪行をする際は極力すいている列車を選び、混雑しそうな場合はなるべく指定席を取るべきだと思う（教訓）

快速海峡号ドラえもんver.

本州最初の上陸地、蟹田駅

　近くのマックで休憩したあとまた再出発した！・・・しかしパンク修理がうまく出来てなかったらしくまた空気が抜けてきた。再び修理したかったがもう夜九時近かったので途中で空気を何度か入れつつ走った。雲谷高原ユースは青森市街地から少し山の中に入った所にあり市街地を出ると暗い道が続いた。人家のない所が続き心細くなってきた・・・。しかも走り屋らしい車がぶっ飛ばして行くし（；´Д｀）
　何度か目に自転車のタイヤの空気を入れている時だった。明らかに改造した走り屋仕様のスカイラインが横に急停車した。やばひからまれる！と一瞬どきっとしたが、窓から顔を出したお兄さんは何か困ってるんですか？と聞いてきた(*ﾟーﾟ)ユースホテルの場所を聞いてみるとわからないと言ってまた走り去って行ったが、なんとなく心細かったのが吹っ飛んだ。

　そこからユースホステルはすぐそばで結局着いたのは九時半頃だったと思う。ここのユースホステルではアイルランドのビールギネスをはじめいろいろなお酒が飲めるティータイムがあり（この日はたまたま都合でティータイムが遅かったらしい）とてもよかった。